[CDPを完全に理解した]CDPとリレーショナルデータベース(RDB)、マイページとパーソナライゼーション(レコメンデーション)

得体が知れないCDP

技術者として理解が困難なのがCDP。ベース技術がよくわからないというのが理由。

CDP≒パーソナライゼーション(レコメンデーション)のしくみ

明示的パーソナライゼーションと推測的パーソナライゼーション

このふたつを混合して考えてないようにしたい。明示的パーソナライゼーションは、利用者が能動的に設定したパーソナライゼーション。推測的パーソナライゼーションは、サービスを提供する側は、「こういうの好みでしょ?」って推測して実施するパーソナライゼーション。

例えれば、ポータルサイトで、好きなジャンルの設定(例えばスポーツ)を設定するのは明示的パーソナライゼーション。そのジャンルの閲覧履歴を収集し、野球の情報ばかり参照している人に向けて、「このコンテンツ好きでしょ?」とサッカーよりも野球の情報を上位に表示するのが推測的パーソナライゼーション。

明示的パーソナライゼーションは、100%正確なパーソナライゼーションが求められる(スポーツが好き!って設定したのに、違う分野の情報、たとえば、経済の情報みせられたらそりゃ怒るよね)が、推測的パーソナライゼーションには正確性が求められない。たとえば、野球でも、日本プロ野球と米国メジャーリーグ、どっちの情報を上位にするのか?は、嗜好と異なっている場合がある。もちろん、推測的パーソナライゼーションも、できるかぎり正確であった方が、利用者に優しいし、ECサイトなんかであれば、売上にも影響する。

CRM(RDBMS)は明示的パーソナライゼーションを、CDPは推測的パーソナライゼーションを管理

CDPは、推測的パーソナライゼーションだから、推測するためのできる限りの情報を収集し管理する必要がある。そこで、正規化されたデータだけでなく、正規化されていないデータをも格納する必要があるということ。

動画にもストック型・フロー型コンテンツの考え方を

コロナ影響で、YouTube始める人が多い、芸能人だけでなく一般人も、もちろん、企業も。

YouTuber人気や、超一握りの儲かってるオーラがあるからなんだろうけど、思ったように視聴数や視聴時間が延びてないケースが多いのだと思う。

特に、最近始めた人に少なからずあるのは、フロー型のコンテンツが多いなーというところ。そのコンテンツ、1年後に観て楽しいか?っていうところをしっかり考えて、コンテンツプランニングした方が良い、というか、フローのコンテンツだと、初速や認知度で、後発がのし上がって行くには、相当なコスト(金額だけでなく手間という意味も含めて)がかかる。

コストが限られているなら、逆に、ストックのコンテンツにフォーカスした方が良い。うまくいくまで、時間がかかるかもしれないけど。

オンライン記者会見におけるメディア向けとエンドユーザー向けの上手な仕切り方

企業の広報部門において、オンラインでの記者会見をYoutube等で配信する際の悩み。

エンドユーザーが配信を直接観てしまうと、メディアから情報をうけとる必要がなくなり、メディア記事が公開時には新鮮さがなくなってしまうという問題。

究極を考えれば、企業からエンドユーザーに直接伝わる方が変なバイアスがかからないので良いのは間違いないですね。

とはいえ、メディアの力で情報拡散いただいているというのも、また事実。

では、特にこのコロナ禍の中では、どうしたらよいのか?ある記者発表会を観ていて、この方法はすばらしい!と思ったでご紹介。

企業からのプレゼンはすべて動画配信する。
ただし、質疑応答は配信しない。

これですね!こうすれば、概要は、エンドユーザーに直接届けられるし、メディアとしては、質疑応答で得た、一辺倒での配信では語られなかった事実を付加価値として届けられる。

これで万事解決と思いました。

 開封率を上げるのはコンテンツ品質であってITではどうにもならない

メールは読んでくれない。
Lineは通知をオフにされちゃう。

とか、開封率があがらなくて、嘆いてることあるけど、そういうい問題をITS屋に相談しても何にもできない。

じゃ、別の手段で!とかで、Web Pushとか別のアプローチ方法なんかを紹介しろ!みたいなのあるけど、結局、一緒。

内容が良ければ(メリットがあれば)自ずと開封率はあがるはず。

パケット定額制は絶対無くならない

最近、スマホの普及で、各キャリアの電波状況はどんどん悪くなっている。特にソフトバンク。

これを契機にパケット定額をやめるのでは?すでに米国ではパケット定額なくなってるじゃん!みたいな声はあるが、日本では、3社がシェア争いをしている限り無くならない。絶対に。

まぁ、米国で起こったことは日本でも起こる!というお間抜けなマーケターもいるが、そういう奴らは、だいたい、プッシュトークが日本でも流行るってアフォなこと言っていた。

Twitter と Facebook の根本的な違い

勝手な定義。

Twitter

一方的に言いたいことを書く。読みたいやつは勝手に読め!て的な扱い。読み手の興味は考えない。

Facebook

友人を意識して、誰かしらが突っ込みをいれてくれるようなネタをたまにでよいのでちりばめる。読み手のことを考える。

特に、Facebookで、読み手の事を考えないことばかりいってると、TLから外される。

Webを使ってマーケティングするなら最低知っておくべきHTMLの知識

WebサイトのURLも情報の一つだということ。

古いCMSには、記号だったり、数字の羅列だったり、人間が理解できない文字列が使われていることがある。

今時、そんなCMSは捨てるべき。

また、アクセスする環境によってダイナミックにコンテンツを変更してはいけない。ダイナミックにコンテンツを変える例としては、ブラウザの言語をみて、表示する言語を変えるなど。たとえば、

www.hogehoge.com

というURLにアクセスした場合に、言語設定が英語なら英語を表示し、言語設定が日本語なら日本語を表示するといった動作。

当然、検索エンジンは全部の言語のコンテンツを読み込むわけではないので、インデックスされない言語コンテンツが出てくる可能性がある。

www.hogehoge.com/en/
www.hogehoge.com/jp/

というようにしたりするのがよい。場合によっては地域情報をURLに入れるのもあり。

Webを使ってマーケティングをするなら最低限知っておくべきHTMLタグ

「私はマーケティングだからHTMLの事はよくわからないの。。。」とかほざいているやつは、Webを使ったマーケティングを禁止するべき。「私はマーケィングだから道路標識はよくわかないの。。」と言いながら自動車のマーケティングをしているのと一緒。

ということで、これだけは最低おぼえとけ!第一弾。(二弾以降あるかどうか不明)

必須なHTML

  • H 要素。H1が無いページなんてありえない。
  • ALT属性。画像などには絶対必要。

Table要素を使ったレイアウトはやめたい。(スタイルシートを外してチェックしてみましょう)。

TechTarget という広告媒体における、ネットメエィアビジネスの問題点

ネットの登場により大きな影響を受けたメディア。特に雑誌などを作っていた出版社はどのように生き残っていくか?というところが大きな課題にある。

雑誌や新聞などの紙媒体の収入源は大きく二つ。雑誌の売上と掲載されている広告費である。雑誌によってその比率は異なるが、媒体の売上よりも広告費の方が大きい媒体も少なくない。ちなみに、広告を掲載していない媒体はほんの一部であり、メディアは広告費ありきのビジネスをしていることが多い。

紙媒体の場合は、媒体という売上が存在するが、ほとんどの場合、それが存在しないネットメディアの場合は、広告主頼りで、媒体が運営されていくことになる。つまり、メディアは、広告主には絶対に逆らえない立場になりさがってしまうことが多い。

さて、それでは、広告主はメディア、特にオンラインメディアに何を求めるのか?ということになるのであるが、ここがやっかい。オンラインメディアの場合、アクセスをトラックしたり、アクセスしてきたユーザーを逐一把握したりすることができるわけで、オンラインメディアへは、アクセスしてきたユーザーのプロファイルを期待するわけである。

その究極がtechtarget。

アクセスしてきたユーザーが特定できないかぎり、記事をチラ見せしかしないというメディア。読者がDMなどで興味をもったとしても、プロファイル提供がメンドウくさくて、結局は読まない、読まれないという不遇。

広告主へ、読者のプロファイル提供と、アクセスの許可を提供しなければ、広告をだしてもらえないということを端的に示してしまっているメディア。

結果として、ゴミプロファイルが広告主に提供され、その情報を元にマーティングしたって成約率はあがらず、広告主は売上につながらないという悪循環。

読者だって広告がイヤなわけでない。製品のメリットをベンダーから直接ききたい!とも思っている。それなのに、広告主側の邪悪な念があって、広告すら読む気にならない。。。ダメメディア。

感覚的に言えば、ショーウィンドウの外からみているときは、そこの商品に興味があるのに、中に店員がいっぱい居て、店に一旦はいったら、何か買うまで退出させない雰囲気のあるお店。

そんなお店にははいりたくないよ。

Win-Winの関係 はLost-Lostの関係

正直、きれい事だと持っていた。というか、今でも、あまり発したく無い言葉ではある。

しかしながら、この意味をよくよく考えると、その裏返しにあるのは Lost-Lostであるということに気がつく。

2つの団体・個人が協力し場合の結果は次の4つしかない。

  • Win-Win
  • Win-Lost
  • Lost-Win
  • Lost-Lost

別に、失敗しろというわけではない。企業でも個人でも、何か協業する場合、万が一、どちらかが失敗する場合、もう一方も失敗するという関係を作るということが大事ということ。Win-Lost , Lost-Winという関係が成り立つのであればうまくいかない可能性が高い。