価値ある広告をつくるには

日経ビジネウスオンラインの記事

脳は「セクシー広告」がお嫌い?!

の中の一部。TV番組の中で、モノを作るのは広告になるのか?という話。

番組のストーリーにおいて重要な役割を果たしていないブランドの記憶を、視聴者の脳は消去してしまうということだ。

シンプルに言えば、単に露出を増やしただけじゃ、意味無くて、ムダってこと。

それはそうと。こちらの記事の中にでてくる「ニューロマーケティング」という言葉。これは、マーケティングではなく、仮説の検証方法なだけ。マーケティングという言葉がつけてるのはおかしい。

というのが師匠のお言葉。

久しぶり!ATOK(2007)のお馬鹿変換

「しょうがやきていしょく」

普通に使ってる言葉なはず、が。。。。

「ショウガや既定色」

orz。普段どんな変換をしているのか?という状況にもよるが、これは無いでしょう~l。

バージョンアップするほど気分的な使い勝手が悪くなっているATOKだが、ここまでひどいのは久しぶり。

メディアが自分自身をけなすこと。また、メディアの裏を読むことの大切さ。

日経IT Proの2つの記事。

エンドユーザーにとってオープンソースはどんな意味を持つか(生越氏)

見積もり2億円のIP電話を820万円で構築した秋田県大館市から学べること(高橋氏)

日経BP記者高橋氏の記事を、ライターの生越氏が問題点を指摘、それも同じメディアの上で展開するというネタ的な状況。正直、生越氏、もしくは、生越氏の記事編集担当はがんばったと思う。

見出しに数字を使うことの恐ろしさというのもこの記事には含まれている。

そういうビビットなタイトルを付けないと、PVが取れないからだ。

ある程度の事実や考察は、生越氏の記事によくまとまっているので参照してただくとして、そもそも、比べるべきものではないものを比べて、バカ高いベンダー費用、オープンソースは安価にできる記事を書かなければいけないという、記者の情けない状況もある。

その記事を真っ向に受け止めて「オープンソースを使うと、何でも安くできる」と思いこむ読者も少なからずいることが問題。記事には、記者の意図がくみこまれているということをしっかり考える必要があるということだ。公共性の高いと言われている新聞だって、事実を曲げずに、おもしろおかしくする意図を入れている。

最近だと、トヨタ赤字の記事がまさにそう。常に黒字だった企業が赤字転落というのは、大きなニュースではある。が、トヨタが1,500億円赤字だろうが、すぐに潰れるような会社ではない。それを、時を同じくして、米国ビック3の報道をするものだから、トヨタも潰れるのではないか?という様な意識を植え付けている。

読者はメディアから、正しい状況を読み取る力が特に今後必要になるはず。

コストを削ると最終的に自分に帰ってくる話

この不況でどこも彼処も、「コスト削減」。確かにムダを無くすということは大事なこと。しかし、「金は天下の回りもの」という言葉も正しい。

自らの消費をケチって、それでいて、売り上げを上げようなどというのは、虫のイイ話であって、短期的には、そういったことも可能であろうが、中長期で考えれば、何かを失っている。

日経IT Proの記事でそれをまさにかたっているのがある

「本当のことを言う」

TV番組では、結局、お金のかかるコンテンツも大事で、制作費をケチりつつ、視聴率ばかりに目がいってしまうと、結局、メディア離れが進むという話。

同じような話がWebサイトにも起こっている。

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これはInfoseekでの検索結果画面。1024×768全画面表示のブラウザでは、スクロールしない限り検索結果は一切表示されず、スポンサーによるADしか表示されない。

確かに、この状態であれば、ADへのクリックが増え、広告収入は上がる可能性もある。しかし、この検索結果では、ユーザーの検索精度への疑問があがり、Infoseek自体の利用率の低下を招く可能性がある。

Infoseek自体、Y!やgoogleと比較すると、利用率が高くない–つまりは、不人気の–サイトであり、利用している人が元々Infoseek大好きなコアユーザーなのかもしれないが、であれば、逆に、Infoseekから離れて行く可能性は強くなるのではないか?と考える。

不況下でのポイント

「コスト削減」。とにかく、かかるコストを減らすことは大事。また、売り上げを向上するために、短期的な施策に走るのも必要なことだと思う。とはいえ、信頼は絶対失ってはいけない。失った信用はそう簡単に回復できない。特に、Webサイトのように継続性あるメディアでは、一旦信用を失うと回復することはかなり困難であるので注意が必要だ。

 

にしても

「マスゴミ」

うまいこといったものだと思う。

ホンダ インサイト

ホンダのハイブリッド第三弾(第一弾:二人乗りのインサイト、第二弾:シビックハイブリッド)。第一弾、第二弾は、「売れる」コンセプトではなかった。

初代、インサイトは、燃費でプリウスの上に行くために、二人乗りで使い勝手は悪いし、シビックハイブリッドは、高価なハイブリッド車なのにもかかわらず、外見がノーマルシビックと同じなため、ハイブリッドだとわかられないところに問題があった。

今回のインサイトは、マーケティング的にはかなり売りやすいものになっている。あまりマーケティングが上手じゃないホンダにしてはいい感じだ。あきらかにハイブリッドとわかる外見、明らかに今までのハイブリッド車は一線を画したエントリーレベル価格付け(189万円)。

将来的には、このハイブリッドモジュールが他のホンダ車にも展開される予定のはず。さすがにセダンでは、今の世の中台数が限られている。フリードやステップワゴンで使われるようになった時が勝負の時。

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