カメラ量販店で少しでもお安く購入する方法

 ECサイトで購入したとき、ヨドバシカメラやビックカメラでは店頭受取可能。店頭在庫をそのままお取り置きしてもらうイメージ。ウラを返すと、ECサイトで在庫の有無を確認可能ということ。

さて、ECサイトで在庫がある店舗を確認して、いざ購入しようと思うと、ECサイトと価格が異なるケースが多々あり。ECサイトの場合は、Amazonや楽天と比較されるし、そもそも、kakaku.com でガチに比較されても競争力にある価格が設定されている(ポイント分を考慮すると最安値になるケースも少なくない)。

こういった際には、慌てず、ECサイトで発注、その場で受取というプロセスを踏めば、当然ECサイト価格で購入ができる。その場合、30分程度以上の待ち時間が必要なケースもあるが、モノによっては20%以上ECサイトの方が安いケースもあるので、待つのも苦にならないのでは?と思う。

個人向け Office 365 (Microsoft365 Personal)で独自ドメインを設定する その2

 Microsoft365Personalでのメールサーバー

独自ドメインを使った一般的なメールサーバーや ビジネス向けMicrosoft365 (旧Office365) や Google G Suite で運用を運用する方法とMicrosoft365Personal(Familyを含む)を使った方法は少々異なることがある点を事前に理解しておく必要がある。
考え方的には、Microsoft 365 Personal を使った方法の場合は、別途メールサーバーが用意されるのではなく、マイクロソフトが無料で提供されている outlook.com (旧hotmail)で独自ドメイン使える様にするということになる。
そのため、Microsoft 365の家庭向けSKUのリストをみると、
含まれるサービスの中に、Exchangeがリストされていない。
ちなみに、一般企業向けでは、Exchangeが含まれるサービスのリストに明記されている。

独自ドメインのメールをoutlook.comに向けさせるDNS設定

Microsoft365Personalが家庭用向けということもあり、ドメインのDNS設定が自動化されているのは、「その1」で記した通り。設定方法については、

に記載されている通りなのだが、これが良く言えばシンプル、悪く言えば何も書いてない。とはいえ、迷うこと無く設定は可能だった。
この設定で、GoDaddyでホストされているDNSの設定がMicrosoft365Personalによって書き換えられる。追加される設定項目は、

  • autodiscover (CNAME)
  • MX
  • spf設定 (TXT)
など。MXが追加され、メールサーバーが *****.hotmail.com (*****の部分はアカウントによってことなると思われる)を向いているので、独自ドメイン向けのメールが outlook.comで受信されるような設定になっているのがわかる。
DNSの仕組み上、数分~数時間後に、outlook.com側でメールアドレスの設定ができるようになる。

独自ドメインでのメールアドレスの作成方法と制限

Microsoft365Personalを利用しているのでれば、なんらかのMicrosoft Accountを作成し、そのアカウントにMicrosoft365のライセンスが紐付けられているはず。普通に考えれば、outlook.comやoutlook.jp、hotmail.comなどのメールアドレスで Microsoft 365を利用しているケースがほとんどだと思う。というのも、最も簡単な Microsoft Accountの作り方が、outlook.comでメアドを作る事だから。この場合、独自ドメインのメアドを作るのは、難しいことではなく、
のダイアログで[Create address]すれば連携したドメイン配下のメールアドレスが作れる。(この画像での独自ドメインは、黒塗りされてる部分。画像は英語だが、日本語化もされている)。
この方法で作成したメールアドレスの場合、そのメールアドレスで受信したメールは、Microsoft 365 PersonalのMicrosoft Accountのoutlook.comなどのメールアドレスと同じメールボックスに受信することになるので、ルール等を利用して仕分けするなどして、独自ドメインのメールアドレスに送信されたのか、〇〇〇〇@outlook.comのMicrosoft Accountに設定しているメールアドレスに受信したのか?を区別する必要ある。
ということで、その3では、独自ドメインメールアドレスをMicrosoft Accountに設定する方法を記す。

個人向け Office 365 (Microsoft365 Personal)で独自ドメインを設定する その1

元々 Outlook Premiumでは、独自ドメインが設定できた

特に日本では、まったくと言って良いほど認知度がなかった Outlook Premium。この Outlook Premium では、GoDaddyで管理されている独自ドメインを outlook.comのアカウントに紐付けて利用できた。outlook.comの信頼性で、かつ、独自ドメインという組み合わせ。個人では、中小企業向けの Microsoft 365(旧Office 365)でないと、独自ドメインは使えないという誤解があるかもしれないが、実際には、Outlook Premiumで使えたわけだ。
「使えたわけだ」と過去形になっているのでは、Outlook Premium自体のサービスが終了している。しかし、Outlook Premiumの機能のほとんどは、現在(2020/08/15)では、Microsoft 365 Personal (旧 Office 365 Solo)に引き継がれている。ということで、Microsoft 365 Personal を利用していれば独自ドメインで、outlook.comのメールサービスが利用できるのが現状だ。

Microsoft 365 Personal (旧 Office 365 Personal)で独自ドメインを利用する時の条件

どんなドメインでも Microsoft 365 Personalで利用できるわけではない。ただし、条件が1つだけある。ドメインレジストラは、日本ではマイナーな GoDaddyであることが条件になる。すくなくとも現在は。
また、DNSがGoDaddy管理&提供のサービスを利用しているというのも条件。つまりは、AWSやAzureが提供するようなDNSサービスは利用できない(といっても不便はそんなに無い)。
outlook.comに独自ドメインを適用する際、DNSのMXレコードを設定するのだけど、Microsoft365がSPFの設定等も含めて自動的にGoDaddyのDNSを編集するので、GoDaddy縛りになっている。

GoDaddyとは

日本で独自ドメインを取得するとなると、GMOのお名前.comやムームードメイン、さくらのドメインなどが有名。法人系なら、NTTやKDDIなどの系列会社でも大抵ドメインを取得管理できる。
GoDaddyは、そういった会社(ドメインレジストラと呼ばれる)と同じサービスを提供しているが、少なくとも今までは日本ではマイナーな存在。ただし、最近は、日本語ページや日本語でのサポートも提供されている。ただし、米国では、有名なレジストラで、高い広告費と言われる、アメフトのスーパーボールなどでもCMを打ったりしていてかなりメジャーと言える。

GoDaddy使えるドメインの種類と価格

GoDaddyで管理できるドメイン。.jpも取得できるので、GoDaddyだからといって特に不便は無い。取得価格についても、最安値!ということでもないが、一般的な価格。
ということで、続きはその2へ。