Windows の 完全な en-jp 環境を作る

英語Windowsを日本語で使いたい

日本語Windowsがかっこ悪すぎて使ってられないので、日本語が普通に使える英語Windows環境を作る方法を記しておく

Windowsセットアップ

英語版のイメージをダウンロード

英語版OSがなければはじまらない。

キーボード設定を日本語にそのほかはEnglish(United Status)を選択してOSSインストール

リージョンの選択は、United Statesのまま

この設定が、Microsoft Storeのリージョン設定となる。Microsoft Storeの設定を日本にしてしまうと、良くも悪くもダウンロードするアプリケーションが日本語版になってしまい、Windows標準のmailなどが日本語版になってしまう。

キーボードレイアウトはJapaneseを選択

Windows 11起動後、SettingsのLanguage & RegionでPreferred langugesにJapaneseを追加し、Region FormatをRecommendedからJapanese(Japan)に変更

Settings → Time & language → Typing → Adanced keyboard settings で該当キーボード(通常であれば、Japanese – Microsoft IME)を選択

Preferred languageのJapanseのLanguage optionを選択し、Keyboard layoutを Japanese keyboard (106/109)に変更。その後リブート。

諸アプリケーションの設定

アプリケーションのフォント、タイムゾーンなど必要に応じて変更する

Windows 11 の右クリックメニューをWindows 10 に戻す

ビジュアルよりも慣れている環境のほうが使いやすいということで、Windows 11の右クリックメニューをWindows 11に戻す方法

Windows 11右クリックメニュー画像

レジストリの修正

管理者モードでコマンドプロンプトを開き以下のコマンドを入力。再起動すれば、Windows 10と同じ右クリックメニューになる

reg.exe add "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32" /f /ve

Squid for Windows が起動しない

新ミニPCSquid for Windows のインストール。なぜか、サービスが起動しない。コマンドラインで起動してみようとすると、エラー発生「0 [main] squid 1397 cygwin_exception::open_stackdumpfile: Dumping stack trace to squid.exe.stackdump」

以前は、別PCのWindows 10で動かしていたので、Windows 11が影響しているのか?等を考え、このミニPCにWindows 10を再インストールして試してみたりしたが、結局、同じ状況。

ということで、あきらめて、Ubuntuベースで、Squid導入。

GMKtec NucBox 3 Celeron J4125 ミニPCを分解する

1.4万円弱のWindows 11 Pro ミニPC

CPUはCeleron J4125。第三世代のcore i5あたりの性能。メモリ8GB、SSD256GB。ギ使えるWindows PC。とはいえ、Windows 11 Proなのに、1.4万円弱(2023/08/02現在)は、OS代すらカバーできているのか?不思議に思う価格。

正しいOSライセンス?!

slmgr /dli とコマンドプロンプトで叩いてライセンス確認。一般的なOEM版っぽい。すばらしい。

分解してみる

ウラ側のゴム足をひっぺがす。するとネジがみえるので、普通にドライバーで外すだけ。ウラ蓋にメモリとSSDにアクセスするためのフタがあると記述あるサイトもあるけれど、入手したNucBox3には無かった。

ウラふた外した状態

M2.2280のSSDとDDR4 2666SO-DIMM。8GBのメモリだけれども、16GBに入れ替えられる可能性あり。J4125、スペック的には8GBまでなんだけれども、J4125でも16GB詰んでるノートとかあるから、やってみないとわからないかも。

ヒートシンクはでかい

ファンレスだからいたしかたないけれど。ヒートシンクもはずせる。

Touch BarなIntel MacにWindows 11をインストールする

ここ数日、手元の2台のMac [ MacBook Air (11-inch, Mid 2013) , MacBook Pro (13-inch, 2017, Thunderbolt 3ポートx 2) ] にWindows 11をインストール。

なんか方法が確立できないなーという状況ではあるのだけれども、MacBook Pro 2017にWindows 11をインストールしたときにはハマったので、その状況と実施した解決法を記す。

Macへの大まかなWindows 10/11インストール方法

過去になんどか記事化しているので、それ参照。多少の情報の古さはあるけれども、基本的な手順や考え方に変更はない。

Touch Barが使えない問題とその解決方法

Windows 11をクリーンインストールしようとする際、途中で[Shift]+[F10]を押してコマンドプロンプトを起動、そして、レジストリを編集するために、 regeditを立ちあげるのだけれども、Touch BarなMacでは、その[F10]キーが存在しない。正確にいえば、キーボードドライバが導入されれば、[F10]キー相当の機能は利用できるのだが、Windows 11 セットアップの標準キーボードドライバで、MacのTouch Barがサポートされているはずなく、レジストリの編集画面にたどり着けない。

解決方法はいたってシンプル、USB接続PC用のキーボードを利用する、Touch BarなMacは、USB Type-Cなので、USB-C → USB A変換を噛ます等が必要かもしれない。

それでも解決できない、TPM 2.0、古いCPU、Secure Boot問題

上記で、キーボードが利用できない問題。

  • BypassTPMCheck
  • BypassSecureBookCheck
  • AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU

あたりのレジストリを駆使しても、Windows 11のInstallerでは、必要システム満たしてないよ!的エラーが発生して先に進めず。結局、あきらめて、Windows 10 インストール、からの、Windows 11 アップグレードを実施することにする

Windows 10 → Windows 11へのアップグレード

これもいくつか方法がある。上記の過去記事を参照。今回は、USBメモリ形式のWindows 11のインストールイメージを作成し、Windows 10で、そのUSBメモリにある、setup.exeを起動して、アップグレードする方法を選択。

それでも必要、USB接続キーボード

Windows 11へのアップグレード実施すると、初期状態に読み込まれるのは、Windows標準のキーボードドライバ。ってことで、Touch BarなMacでは、ファンクションキーはおろか、通常のキーすら認識されない。ってことで、USB接続キーボードを利用して、インストールを進行&終了させる。上記では書かなかったけれども、USBキーボード利用の際には、USB接続なマウスも用意した方が便利かも。

Mac 用のドライバーをインストールする

Windows 11をインストールした後、当然Mac用のキードライバーをインストールすることになる。このMacドライバーは、MacOS上で、Boot Camp Assistantを起動し、Actionメニューの中の[Download Windows Support Driver]を選択して、ダウンロードする。ダウンロード後、USBメモリなんかにコピーして、Windows 11にインストールする。その祭、当然、USB接続キーボードが必要となる。

これで、Touch Bar な Macで、Windows 11が利用可能となる。

Intel Mac に Windows 11 を Boot Camp でインストールする方法(2022年11月版)

[追記] Touch BarなIntel MacにWindows 11をインストールする – Yuma Shimakawa Blog

久しぶりに、少し古めのMacにWindows 11をインストールする機会があったので、以前書いていた手順を読みながら思ったこと。

これもっと単純化できないか?

ということで、思いついた方法を実施してみたら、やっぱりインストールできたので、その方法解説。その前に、何を実施しているのか?

背景は Intel Mac にBoot CampでWindows 11をインストールする2022年度版 – Yuma Shimakawa Blog を参照。ただし、方法は今回のポストを参照。

前に書いたポスト同様だけれども、古いIntel CPUで、かつ、TPM2.0チップが無いMacにWindows 11をインストールすることは、Microsoft/Appleのサポート対象外である点は事前に理解が必要。

Intel MacにWindows 11をインストールする手順

MacにてBoot CampでインストールメディアUSBドライブを作成

以前の手順では、Windows 10のISOイメージを使うと記したが、最初からWindows 11のISOイメージでOK

再起動しWindows 11インストールの途中でレジストリを書き換え

プロダクトキー入力等等、指示通りに進んでいくと「この PC では Windows 11は実行できません」というエラーが発生する

その際の作業手順は以下の通り

  1. 左上の左矢印ボタンを押す
  2. [Shift]+[F10]を押し、コマンドプロンプトを表示
  3. regedit[Enter]と入力し、レジストリを下記情報の通り編集

レジストリ編集情報

  1. KEY_LOCAL_MACHINE → SYSTEM → Setup で LabConfig というキーを作成
  2. DWORD (32-bit) で BypassTPMCheck を作成し、値に1を設定
  3. DWORD (32-bit) で BypassSecureBootCheck を作成し、値を1に設定

インストール再開

regeditを終了し、コマンドプロンプトウィンドウで、exit[Enter]と押し、コマンドプロンプトウィンドウを閉じ、再度[次へ]ボタンを押せば、インストールを継続できる。

エラーが引き続き発生するようであれば、レジストリの設定が間違いないか確認してみるとよいと思う(自分でもよくまちがえるので)。

MacによってはWifiが見つからずにハマるかも

最新(2022/11/06現在)のWindows 11では、インストール途中で、インターネットに接続し、MicrosoftアカウントやAzure AD上のアカウントに接続して、インストールが進むのだけれども、Windowsのイメージ自体に、MacのWifiモジュールのドライバがはいっていない可能性もあり、その場合は、インターネット接続しないで、ローカルアカウントを作成する手順で、Windows 11を設定することになるかも(試してないのでどういう手順になるのか?は不明)。

ローカルアカウント設定後には、Boot CampがUSBドライブにコピーしたMac関連のドライバ群を自動的にインストールしにいくので、そのインストールが完了すれば、無事にインターネットにも接続できるはず。

Wifiが見つからずにハマる場合の対処方法

余談ではあるけれども、ローカルアカウントを作成したくない場合(要らないアカウント作成は潜在的なセキュリティリスクにもなるし)は、Windowsで標準にサポートされているネットワーク器機、例えば、USB2.0接続のLANコネクタなんかは、Windowsに最初から組み込まれているケースが多いので、そういった器機が手元にある場合は、試してみてもよいかもしれない。

Windows 10/11インストール時に、Userディレクトリの場所を変更する

Windows10 ユーザフォルダのドライブ指定(クリーンインストール時) – Qiita

Windowsのユーザフォルダをシステムと別のドライブにする – 分析室の屋根裏 (hirosaki-u.ac.jp)

Move Users Folder Location in Windows 10 | Tutorials (tenforums.com)

で語られていることなので、すべての記すつもりはないけれど、要点だけ、備忘録として残しておく。

目的

ユーザーディレクトリをOSドライブ以外に設定する。ウラを返せば、普通にセットアップすると、OSドライブのCドライブ配下にユーザーディレクトリ(C:¥Users¥)ができてしまう。これを、たとえば、Dドライブ(D:¥Users¥)なんかに設定する。

ThinkPad E14を購入したわけだけど、このThinkPad、プライマリのドライブが、M2.2242で、ドライブ自体の選択肢が少ない上に、インターフェースがSerial ATA(2022/05/16現在、価格.com上)の製品しか購入できないというオチあり。
なのに、ThinkPad購入時には、PCI-Expressな製品も選べるという不思議。
このThinkPadは、2枚のSSD搭載が可能で、セナカンダリには、M2.2280が利用可能。M2.2280になれば、かなりの種類が選べるようになる。高コスパで、ThinkPad買うなら、プライマリは最小サイズ(自身の購入時には256GB)を選択し、足りない部分は、セカンダリで補う戦略がただしく、その場合に今回の手順が必要になる。

大まかな手順

  1. OSをクリーンインストール。ドライブはすべてフォーマットし、ユーザーディレクトリを配置するドライブにドライブレター(この手順ではDドライブとする)を割り当てておく。
  2. Region Selection(日本語Windowsの場合は、地域の選択??)で、CTRL+SHIFT+F3を押す、すると、AuditモードでWindowsが再起動する
  3. System Preparation Tool(いわゆるsysprep)が起動するので、キャンセルする
  4. unattended answer file(例:relocate.xml)を作成し(後述)、Dドライブのルートに配置。ファイル自体は、別のPCで作成しておいて、USBドライブ等を使ってWindowsをインストールするPCにコピーする
  5. (net stop wmpnetworksvcをタイプし、WMP Network Sharing Serviceを止める。と↑の英語手順には記載があるが、今は、元々動いてないと思われる)
  6. 以下のコマンドでsyspresを実行
%windir%\system32\sysprep\sysprep.exe /oobe /reboot /unattend:d:\relocate.xml
  1. あとは画面にでてくる手順通り

unattended answer fileの作成

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
<settings pass="oobeSystem">
<component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<FolderLocations>
<ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory>
</FolderLocations>
</component>
</settings>
</unattend>

上記の通り。<ProfilesDirectory>を任意のフォルダ(ディレクトリ)に変更。ファイル名は拡張子がxmlならなんでも良さそう。

Intel Mac にBoot CampでWindows 11をインストールする2022年度版

Intel Mac に Windows 11 を Boot Camp でインストールする方法 – Yuma Shimakawa Blog

以前、Windows 11ではじめに、Intel Macにインストールする方法を書いた。が、今読んでも、特に間違いはない。が、方法だけで、背景を書いていなかったので、あらためて、インストールする手段を記しておく。

なぜ、Intel MacにWindows 11をインストールできないのか

理由は1.5つ。1つ目は、

  • TPM 2.0

そもそも、Macには、TPMが備わっていない。Windows 11には、TPMが必須。安全面を考えれば、TPM必須は、マイクロソフトの良い判断。

残りの0.5はCPUの世代

Windows 11は、Spectre/Meltdownという誤解をおそれないで表現すればバグがあるCPUはサポートしない問題。最新CPUの性能を最大限活用とすれば、当然といえば、当然。

この2つの条件を越えられない Intel MacにWindows 11をインストールするには

Windows 11のセットアップ(インストール)プログラムには、この2つを回避するオプションが(いまのところ)用意されている。用意されている意味は謎だが、そのオプションをつかうことで、多少古いCPUのIntel Macでもインストールできるので深く考えない。

レジストリを2カ所編集

KEY_LOCAL_MACHINE → SYSTEM → Setup で LabConfig というキーを作成
DWORD (32-bit) で BypassTPMCheck を作成し、値に1を設定
DWORD (32-bit) で BypassSecureBootCheck を作成し、値を1に設定

この2つの値の名称から、それぞれ意味は想像できるはず。

レジストリを編集するタイミング

これが難しい。というのも起動ししているWindowsのレジストリを変更しなければならいので。よって以下の手順。最初にWindows 10をインストールしておくことがポイント

  1. MacにWindows10をインストール
  2. USBドライブに、Windows 11 ISOメディアをダウンロード
  3. Windows 10を起動し、USBドライブから、Windows 11をセットアップ
  4. 途中で、Windows 11をインストールできない的メッセージがでるので、そこで、左上の左矢印ボタンを押す
  5. [Shift]+[F10]を押し、コマンドプロンプトを表示
  6. regedit[Enter]と入力し、レジストリを上記情報の通り編集
  7. 再度[次へ](Next)ボタンを押す

先ほどのエラーは表示されず、Windows 11のインストールが継続できる。

事後処理

Windows 11をめでたくインストールできたら、不要はファイルを削除するために、ドライブのクリーンアップで、旧OSを削除しておく。ストレージに余裕があれば、あえてやらなくてもいいけど。

ってここまで書いてみなおしてみると、書いてることは全く同じだな。