Windows 10 の自動更新は、一部の人を除いて、実施しておいたほうが何かと良い。

基本的にアップグレードは実施した方がイイ。PC自体を長く使えるようになる。Windows 7は、2020年1月14日にサポート切れになる。つまり、あと、3年半。長いようで結構あっという間にその時がやってくるのは、Windows XP で経験済みの人も少なくないはず。

以前は、PCは5年も使うと、パフォーマンス的に苦しくなって、自ずと買い換えしていたのだが、ムーアの法則に陰りがでてきたのか、それとも、OS自身の進化が止まったのか、はたまた他の理由があるのかわからないが、最近は、5年前のPCでも比較的に快適に動く。特にSSDを使うと、全然、現役で使える事もすくなくないので、使えるなら、使い続けたいのが人情。

ってことは、Windows 10にアップグレードしておくと、Windows 7のサポート切れの後でも、使い続けられる可能性が少なくないってこと。ちなみに、Windows 10 2015年7月リリース版のサポート切れは、2025年10月14日。サポート切れを5年以上先送りできる(その5年の間でハードウェアスペック的にキビしくなる可能性はあるが。。。)。

 

なぜ、自動更新が嫌われるのか?

半分は「勝手にアップグレードしやがって」的、印象の悪さや、強引なアップグレードの推進だと思う。「タダより高いモノはない」=何かウラがある、的に考えている人もいるはず。勿論、営利企業は、タダでサービスや商品を提供する場合、なにかしらの、「後で別の売上に誘導する」的なことを考えている。Windows 10に至っては、OSプラットフォームシェアをキープし、将来的に、Windows を使いつづけてもらったり、親和性の高い、office365やonedriveの有償版を使ってほしいという狙いはある。iPadなどのタブレットへの移行を阻止したいというのもあるだろう。

互換性の問題もある。特に国産ベンダーのPCは、OSのアップグレードを実施するとサポートが受けられない場合が多い。また、新しいOS用のドライバを提供していないケースも多い。ドライバについては、OS標準に添付されてきたりハードウェアチップメーカーが提供していたりと、OSをアップグレードしてもなんとかなるケースもあるが、より問題になるのが、プレインストールのアプリケーション。これは、場合によっては、新しいバージョンにアップグレードしなければならなかったり、そもそも、新しいOS向けのアプリケーションが提供されていなかったりというのもある。例えば、地上波テレビ視聴機能。「OSをバージョンアップしたら、テレビが観られなくなった」なんて洒落にならない。

Windows 10 に更新するメリットは?

メリットは、サポート切れになるのが延長されるだけではない。一番は「セキュリティ」の強化。詳細は、Technetの「Windows 10 のセキュリティの概要」を読んでいただくとして、要は、安全な環境が無料で手にはいるという点。昨今のインターネット状況を考え、Windows 7リリース時とは、明らかにレベルをあげた保護機能を、Windows 10に搭載している。それは、Windows 7にすべてのセキュリティパッチを適用していれば、Windows 10と同等に安全というわけではない。Windows 10がよりセキュアな環境であるのは間違い無い。マイクロソフトは決して慈善団体ではないが、Windowsを使いつづけさせるためにも、安全な環境を提供していくのことがメリットと感じているのであろう。

どんな人がWindows 10に自動更新するべきか?

PCとして普通に使っている、例えば、いわゆる、Word/Excelやネットサーフィン。こういう人達にとっては、間違い無く、Windows 10にアップグレードした方が良い。アプリケーションの互換性はきになるところだが、Windows 7向けにリリースされたアプリケーションは、大抵動くはず。ウラをかえすと、Windows XP/Vista向けにリリースされているアプリケーションは、Windows 7の互換モードで動いていたりするので、そういったアプリケーションは、もしかすると、Windows 10では動かない可能性もある。その点だけ注意が必要。

逆に、自動更新しない方が良い人、それは、前述のテレビチューナーの様に、メーカー独自で追加した可能性が高い機能を利用している人。メーカーが Windows 10向けのドライバやアプリケーションをリリースしている場合以外は、Windows 10にアップグレードしない方が良いかもしれない。ただし、利用している Windows のサポート切れを迎えるまでしか利用できないことは、頭に入れておく必要がある。その時になって「テレビ機能は捨てていいけど、サポート切れは困る」という状況になった場合、有償でOSのアップグレードをしたり、場合によっては、PC買い換えになるというは今のうちから理解しておくべき。

 

 

だけどさ。Windows 7では標準機能で、DVD再生できたんだから、Windows 10でも標準にしてほしかったよ。マジメに。(ってかこれが言いたかった)

Mac Book Air 11(Mid 2013)を外部ディスプレイに接続したときの不思議、Thinkpadでも不思議

うーん。Apple 純正のディスプレイポート->D-Subケーブルだと、フルHDなディスプレイに接続したときにまともな解像度で表示できないくせに、中華製の安いヤツをつかうと、完璧な解像度で表示できる不思議。

なのに、Thinkpad X1で使うと完璧なのは何故?