夏色のナンシー by 早見優 (1983)

本家夜食は和風の時間軸とはずれている(少し前)な気もするけれど、微妙にネタ切れな匂いがしたきたということで。

早見優さん、いまでも芸能界に生き残ってるのすごいですねー。彼女デビューの頃は、海外が今よりも特別な存在で、ハワイ生まれ、バイリンガル、あたりがフォーカスされて、MVとしても、その点を強調されてて、かつ初々しくてステキ。

Romanticが止まらない by C-C-B (1985)

言わずと知れた超人気ドラマの主題歌。ドラムスがボーカルというスタイルが新しかった。スタイルとしてはバンドだが、作詞作曲からも、どう考えても歌謡曲。路線的にチェッカーズだったのだろうと言う感じ、MVもソレっぽいし。

元々のバンド名、Coconut Boysは1985年中盤から使わなくなったらしいけれど、なんで、今考えると、Coconut Boysの略称がC-C-Bなのはちょっと不思議。

フラミンゴ in パラダイス by 荻野目洋子 (1986)

この頃の荻野目洋子さん、アイドル路線とシンガー路線の狭間な立ち位置。短髪でボーイッシュということもあり、かわいらしい路線でもないし、とはいえ、シンガーに全フリするような感じでもなく中途半端だったなぁ、という印象。長い髪だったらかわいらしいアイドル路線でいけたのかもしれないとは思うけれども、そういう売り方ではなかったのだろうね。

この頃の荻野目さんのMVはオフィシャルで観られるので数本チェックしたけれど、衣装も含めてこれでいいのか?というのが感想。

このMVについては、雰囲気、TRF。っていうか、順序的に言えば、TRFが真似したっことになる。

世の中ユーロビート全盛だった影響で曲調は、ユーロビートを歌謡曲化したような感じで時代に合ってて良い感じ。10%〜15%くらい早いと更にユーロビートっぽくなるのだろうけれど、そうしてないあたりが一般受け狙った歌謡曲っぽいところか。

時の河をこえて by 後ろ髪ひかれ隊

おニャン子クラブな中では、もっともシロウト感の薄いグループだと思っていたけれど、いま観るとすごい。ナントカ48系、ナントカ坂系がどれだけ練習しているのかがよくわかる。

おニャン子全盛期ではないにしても、MVのお金のかけてなさ具合、練習不足感のあるダンス、MVとしては致し方ない口パク、かなり絶妙なバランス感になりたってる。

それにしても、参議院議員立候補だもんね、すごいですよ生稲さん。(2022/07/06記)

人魚姫 mermaid by 中山美穂 (1988)

ツイてるねノッてるね、WAKU WAKUさせて、「派手!!!」、50/50、の路線から、少し大人っぽくイメチェンしようしたいたのを感じられる曲。ベースの使い方なんかはジャネットジャクソンあたりの影響を受けている。

にしても、この当時18歳。眼力ありすぎ。

翼の折れたエンジェル by 中村あゆみ(1985)

元祖アイドルロッカーのひとり。この曲は、いわずとしれた彼女の最大のヒット曲。当時、おそらく19歳なのに艶やかという言葉が似合う。

それにしても、このハスキーボイスでデビューさせようと思ったプロデューサーすごい。

青いスタスィオン by 河合その子(1986)

イロモノ系が多いおニャン子クラブ出身の中でもっとも正統派アイドル路線な河合その子。80年代アイドルど真ん中って感じ。

とはいえ、夕やけニャンニャンでは、それなりにはじける場面があった気もしていて、人間味を感じるコトも。とはいえ、良い意味で、おニャン子クラブメンバーの中で浮いていた感じ。

とりあえず、後藤次利ゆるせない!w。もちろん、秋元康もw。

I Don’t Know! by BaBe(1987)

デビュー曲は洋楽カバーだっただけに、勝負の2曲目、結果的に、こっちの方がよいデキ。

オープニングのデニーズが印象的。タイアップモノだったのかも、いまとなっては謎だけれども、単にロケ地としてつかったのだろうなぁ。何度も観た覚えがあるオープニング。

全体的なトーンは、映画フットルースに大きく影響されている感。途中に小芝居がはいったりするのも、洋楽MVの影響もなんだろうと思う。今あらためてみると、アイドルとは一線を画すキレッキレのダンスもかなり好印象。薄桃色の公衆電話、良い意味で時代を感じる。

それにしても、やはり、富田靖子とクロマティ。

Song for U.S.A by チェッカーズ(1986)

チェッカーズ主演映画の主題歌ということもあり、映画の場面場面が使われている感じ。当時、アイドルバンド(と呼ばれるのはチェッカーズの方々はいやがるかもしれないけれど)が映画というのは流れだったのかもしれない。けれど、いま、みるとビデオとしてみると正直ダサいなー(チェッカーズ方々はかっこいいけれど)。

とはいえ、チェッカーズ。名曲多し。ボーカル藤井フミヤの音域が広くないのか、カラオケでも歌いやすい名曲が多いのがチェッカーズの特長。