Touch BarなIntel MacにWindows 11をインストールする

ここ数日、手元の2台のMac [ MacBook Air (11-inch, Mid 2013) , MacBook Pro (13-inch, 2017, Thunderbolt 3ポートx 2) ] にWindows 11をインストール。

なんか方法が確立できないなーという状況ではあるのだけれども、MacBook Pro 2017にWindows 11をインストールしたときにはハマったので、その状況と実施した解決法を記す。

Macへの大まかなWindows 10/11インストール方法

過去になんどか記事化しているので、それ参照。多少の情報の古さはあるけれども、基本的な手順や考え方に変更はない。

Touch Barが使えない問題とその解決方法

Windows 11をクリーンインストールしようとする際、途中で[Shift]+[F10]を押してコマンドプロンプトを起動、そして、レジストリを編集するために、 regeditを立ちあげるのだけれども、Touch BarなMacでは、その[F10]キーが存在しない。正確にいえば、キーボードドライバが導入されれば、[F10]キー相当の機能は利用できるのだが、Windows 11 セットアップの標準キーボードドライバで、MacのTouch Barがサポートされているはずなく、レジストリの編集画面にたどり着けない。

解決方法はいたってシンプル、USB接続PC用のキーボードを利用する、Touch BarなMacは、USB Type-Cなので、USB-C → USB A変換を噛ます等が必要かもしれない。

それでも解決できない、TPM 2.0、古いCPU、Secure Boot問題

上記で、キーボードが利用できない問題。

  • BypassTPMCheck
  • BypassSecureBookCheck
  • AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU

あたりのレジストリを駆使しても、Windows 11のInstallerでは、必要システム満たしてないよ!的エラーが発生して先に進めず。結局、あきらめて、Windows 10 インストール、からの、Windows 11 アップグレードを実施することにする

Windows 10 → Windows 11へのアップグレード

これもいくつか方法がある。上記の過去記事を参照。今回は、USBメモリ形式のWindows 11のインストールイメージを作成し、Windows 10で、そのUSBメモリにある、setup.exeを起動して、アップグレードする方法を選択。

それでも必要、USB接続キーボード

Windows 11へのアップグレード実施すると、初期状態に読み込まれるのは、Windows標準のキーボードドライバ。ってことで、Touch BarなMacでは、ファンクションキーはおろか、通常のキーすら認識されない。ってことで、USB接続キーボードを利用して、インストールを進行&終了させる。上記では書かなかったけれども、USBキーボード利用の際には、USB接続なマウスも用意した方が便利かも。

Mac 用のドライバーをインストールする

Windows 11をインストールした後、当然Mac用のキードライバーをインストールすることになる。このMacドライバーは、MacOS上で、Boot Camp Assistantを起動し、Actionメニューの中の[Download Windows Support Driver]を選択して、ダウンロードする。ダウンロード後、USBメモリなんかにコピーして、Windows 11にインストールする。その祭、当然、USB接続キーボードが必要となる。

これで、Touch Bar な Macで、Windows 11が利用可能となる。

Intel Mac に Windows 11 を Boot Camp でインストールする方法(2022年11月版)

[追記] Touch BarなIntel MacにWindows 11をインストールする – Yuma Shimakawa Blog

久しぶりに、少し古めのMacにWindows 11をインストールする機会があったので、以前書いていた手順を読みながら思ったこと。

これもっと単純化できないか?

ということで、思いついた方法を実施してみたら、やっぱりインストールできたので、その方法解説。その前に、何を実施しているのか?

背景は Intel Mac にBoot CampでWindows 11をインストールする2022年度版 – Yuma Shimakawa Blog を参照。ただし、方法は今回のポストを参照。

前に書いたポスト同様だけれども、古いIntel CPUで、かつ、TPM2.0チップが無いMacにWindows 11をインストールすることは、Microsoft/Appleのサポート対象外である点は事前に理解が必要。

Intel MacにWindows 11をインストールする手順

MacにてBoot CampでインストールメディアUSBドライブを作成

以前の手順では、Windows 10のISOイメージを使うと記したが、最初からWindows 11のISOイメージでOK

再起動しWindows 11インストールの途中でレジストリを書き換え

プロダクトキー入力等等、指示通りに進んでいくと「この PC では Windows 11は実行できません」というエラーが発生する

その際の作業手順は以下の通り

  1. 左上の左矢印ボタンを押す
  2. [Shift]+[F10]を押し、コマンドプロンプトを表示
  3. regedit[Enter]と入力し、レジストリを下記情報の通り編集

レジストリ編集情報

  1. KEY_LOCAL_MACHINE → SYSTEM → Setup で LabConfig というキーを作成
  2. DWORD (32-bit) で BypassTPMCheck を作成し、値に1を設定
  3. DWORD (32-bit) で BypassSecureBootCheck を作成し、値を1に設定

インストール再開

regeditを終了し、コマンドプロンプトウィンドウで、exit[Enter]と押し、コマンドプロンプトウィンドウを閉じ、再度[次へ]ボタンを押せば、インストールを継続できる。

エラーが引き続き発生するようであれば、レジストリの設定が間違いないか確認してみるとよいと思う(自分でもよくまちがえるので)。

MacによってはWifiが見つからずにハマるかも

最新(2022/11/06現在)のWindows 11では、インストール途中で、インターネットに接続し、MicrosoftアカウントやAzure AD上のアカウントに接続して、インストールが進むのだけれども、Windowsのイメージ自体に、MacのWifiモジュールのドライバがはいっていない可能性もあり、その場合は、インターネット接続しないで、ローカルアカウントを作成する手順で、Windows 11を設定することになるかも(試してないのでどういう手順になるのか?は不明)。

ローカルアカウント設定後には、Boot CampがUSBドライブにコピーしたMac関連のドライバ群を自動的にインストールしにいくので、そのインストールが完了すれば、無事にインターネットにも接続できるはず。

Wifiが見つからずにハマる場合の対処方法

余談ではあるけれども、ローカルアカウントを作成したくない場合(要らないアカウント作成は潜在的なセキュリティリスクにもなるし)は、Windowsで標準にサポートされているネットワーク器機、例えば、USB2.0接続のLANコネクタなんかは、Windowsに最初から組み込まれているケースが多いので、そういった器機が手元にある場合は、試してみてもよいかもしれない。

Intel Mac に Windows 11 を Boot Camp でインストールする方法

[お知らせ] より簡単にWidows 11をIntel Macにインストールする方法を Intel Mac に Windows 11 を Boot Camp でインストールする方法(2022年11月版) – Yuma Shimakawa Blog にまとめたので、そちら参照がオススメ。また、背景が知りたい場合は、↓もチェックしておくことオススメ。

[お知らせ] 2022年度版「Intel Mac にBoot CampでWindows 11をインストールする2022年度版 – Yuma Shimakawa Blog」にこの記事に記載している内容の背景を記してあるので、状況を深く理解したいのであれば、そちらを参照することオススメ。

TPM 2.0 や 比較的新しいCPU搭載がインストール条件が必須な Windows 11。古めのMacは TPMは 1.2バージョンのモノも搭載されていないので、そもそも Windows 11はお呼びでない状態。とはいえ、様々な抜け道を使ってインストールできます。

レジストリ書き換え等、リスクが伴居ますし、マイクロソフト/Appleのサポート対象でないというのは前提になります。

  1. Boot Campを使って、普通に、Windows 10をインストールします。ライセンス認証も含めて、この時点で、実施してしまった方が良いでしょう。
  2. Windows 11 起動 USB メモリを作成する。通常の手段で作成してください。
  3. 2.で作ったUSBメモリを差し込んだ状態で、電源OFFの状態で、[Option]キーを押しながら、電源をいれ、USBドライブから起動します。
  4. TPMが無い等、インストールできる条件が満たされない的な画面になるので、その画面のまま、[Shift]+[F10]を押し、コマンドプロンプトを表示します。
  5. regeditを起動し、レジストを編集します。編集する内容は以下の通り

    KEY_LOCAL_MACHINE → SYSTEM → Setup で LabConfig というキーを作成
    DWORD (32-bit) で BypassTPMCheck を作成し、値に1を設定
    DWORD (32-bit) で BypassSecureBootCheck を作成し、値を1に設定
  6. コマンドプロンプトでexitと入力し、コマンドプロンプトを終了
  7. エラーメッセージの表示されていた、Windows セットアップ画面で[戻る]のリンクを押し、ひとつ前の画面に戻り、再度進む。

    これで先ほどのエラーは表示されず Windows 11をインストールできる。
  8. インストールでは、Windows 10がインストールされているパーテーションを選択し、クリーンインストールを実行、ファイルを消す旨の警告が表示されても、そのまま、インストールする。
  9. Windows 11 インストール後、一旦、Mac OSに戻り、Apple提供のWindows用ドライバが入った「Windows サポートソフトウェア」をBoot Campユーテリティを使って入手。ドライバはUSBメモリに保存される(結構時間がかかるので高速書き込み可能なUSBメモリを推奨)。
  10. 再び、Windows 11に戻り、9.で作ったUSBメモリの中のsetup.exeを実行し、各種サポートソフトウェアをインストール
  11. 旧 Windows が windows.oldフォルダに残っているので、ディスクのクリーンアップを使って、旧 Windows ファイルを削除

これで、普通に Windows 11が古めのMacでも使えます。

PC交換 MBP 13 Mid 2017 から MBP 13 Mid 2020ヘ

ムーアの法則って生きてますね。

正直、スペックには興味ないので詳細不明(調べる気もない)ですが、core i7での移行です。マルチコアでのGeekBench 5 では、2093 → 4547へ。コア数が倍になってるというところが大きいのでしょうけど。シングルコアだとそこまで変わりなく、957→1309。普通に使う分には体感はそれほどかわらないですが。

MBP 2017 → MBP 2020 で1番違うのはキーボード。これは、確実に使いやすくなってますね。[ESC]は独立した物理キーボードになっているし。

TS240GJDM820 トランセンドJetDrive820

Mac book Air 11のSSDが壊れて交換。

トランセンドが交換キットを売ってたので、超簡単に交換成功。例のドライバもはいっているって至れり尽くせりモノ。交換には、10分もかからず。オリジナルとどっちが速いのか?は不明。

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CrystalDiskMark 6.0.0 x64 (C) 2007-2017 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : https://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :   819.246 MB/s
   Sequential Write (Q= 32,T= 1) :   343.642 MB/s
   Random Read 4KiB (Q=  8,T= 8) :   227.935 MB/s [  55648.2 IOPS]
  Random Write 4KiB (Q=  8,T= 8) :   251.146 MB/s [  61314.9 IOPS]
   Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :   187.666 MB/s [  45816.9 IOPS]
  Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :   159.161 MB/s [  38857.7 IOPS]
   Random Read 4KiB (Q=  1,T= 1) :     8.887 MB/s [   2169.7 IOPS]
  Random Write 4KiB (Q=  1,T= 1) :    17.469 MB/s [   4264.9 IOPS]

  Test : 50 MiB [C: 77.5% (50.8/65.5 GiB)] (x2)  [Interval=5 sec]
   Date : 2017/12/06 18:15:20
     OS : Windows 10 Professional [10.0 Build 16299] (x64)

Mac Book Air 11(Mid 2013)を外部ディスプレイに接続したときの不思議、Thinkpadでも不思議

うーん。Apple 純正のディスプレイポート->D-Subケーブルだと、フルHDなディスプレイに接続したときにまともな解像度で表示できないくせに、中華製の安いヤツをつかうと、完璧な解像度で表示できる不思議。

なのに、Thinkpad X1で使うと完璧なのは何故?

Mac Book Air 11がイケてない点、ってか早く改善してほしい点

解像度。もうこれ欠点でしかないでしょう。

11インチで1366×768。まぁ、普通といえば普通だけど、下部のアイコンが並んでるバーなどなどがあり、実際にアプリケーションとして利用できる範囲はひろくない、というか狭い。狭すぎ。

Windows機もほとんど1366×768じゃん!とは思うが、バーの高さがそれほどでもないので、そんなに窮屈に感じないのも事実。

とはいえ、13インチは中途半端な感じ。

なのに売れてるMBAの不思議。