エラい人にも理解して欲しい最低限実施させたいセキュリティ対策2つ

公安調査庁による「サイバー空間における教委の概況

全部読め!とは言わない。海外ネタなんかは対岸の火、まったくの他人事に感じるはず。

とはいえ、15ページ目だけチェックしてほしい。いくらICTにうとくても、パソコン使っているのであれば、最低限、この2つは他人事ではないのを認識し、実践すること。

ソフトウェア・アプリケーションバージョン把握と最新版に更新

まずはOS。要はWindowsの話

未だに、Windows XPを使っている人はいないだろうが、もしかすると、(2022年4月20日現在)Windows7を使ってるケースもあるかも。Windows7は2020年1月でサポート切れになっているので、使い続けるのは超危険。消費期限(賞味期限ではない)を1年過ぎた食品を口にするようなモノ。1年前製造の食パン食べるのとやってることはかわらないのと認識すべき。それと、Windows Updateも気にして欲しいところ。ただし、普段から意識していないなら、勝手に、Windows Updateされているはずなので問題無し。

次にアプリケーション。要はOffice

Windows同様、古いOfficeはサポート切れ。現時点(2022年4月20日)なら、Office 2013以降がサポート切れしていない。Office 2007とか2010とか使っていたら、これも即刻、使用中止で最新版入手すること。

社員が多くて全員分あたらしいOffice購入する資金がない!と言い訳するケースもあるけれど、サブスクリプション(Office 365/Microsoft365)なら、ひとりあたり月1,630円〜。年払いなら、1,360円。そのくらい払えないなら、そもそもパソコン使う資格無し。漏洩等事故を軽減するための費用と考えて捻出するべし。

多要素認証導入、パスワード使い回し禁止

こっちは正直難易度が高い。まずは、多要素認証(二要素認証、2FA、MFAなどとも言われる)と言う言葉を覚えることからはじめること。認証のトレンドを理解しているのか?IT関係者でなくても大事なのは7Pay事件の「2段階認証」の事象でも明白。

中小企業向けの多要素認証については、別途、ブログを書く予定。

ローカル環境にどうしてもOffice系ツールが必要な理由

Google Workspaceをはじめ、オンラインのOffice系ツールの進化は目覚ましい。20年前に、マイクロソフトへのアンチテーゼとして、すべてウェブの世界に移行させたかった人達の大半は実現できてきたのではないかとも思う。

では、ローカルPCは、ブラウザだけで済むのか?と言えば、実はそうではない。ウェブだけに生きるには、本質的・根本的に足りていない機能が1つある。それは

標準化されたストレージ

何かのデータを受け渡す際、必ず利用可能なストレージが残念ながら、今のインターネット上には存在しない。

Googleドライブ、Dropbox、Boxといったオンラインストレージがあるじゃないか?って思う人もいると思うが、例えば、何かの調査データがあって「生データはCSVでダウンロードできます」となっていた場合、その調査データCSVは、必ず、オンラインストレージに直接コピーできるわけではなく、一旦、ローカルPCにダウンロードして、サ再度、オンラインストレージにアップロードという、余計な作業を強いられる。

そういった場合、ちょっとデータをみてみたいという時、では、CSVダウンロードして、アップロードして、Google Spreadsheetで開くか?!っていったら、ローカルのExcelを使った方が、確実に効率的。

ということで、ローカルストレージを使い続けるなら、Office系ツール、それと、Acrobat Readerくらいは、(残念ながら)必須といえる。そして、ダウンロードフォルダーが汚れていくのであった。

激安!約70ドルで Office(Microsoft) 365 Personalを購入し、かつ、商用利用する方法と、Microsoft 365 Familyを購入する方法

簡単。米国ウェブサイトから購入すれば良い。

https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/microsoft-office

支払いは、米国発行のクレジットカードしか利用できない可能性があるが、その場合はPayPalにすればおそらく大丈夫。

米国サイトで購入した場合の懸念点

日本語版のインストールが可能か?

全く問題ない。インストールするOfficeの言語を選択可能。そもそも、英語版Officeでも、日本語普通に使えるし、英語UIは、日本語UI利用時の妙なかっこ悪さ(主観だが)が無くなるので、個人的には英語利用をおすすめ。英語環境でも、日本語文法チェッカーなどもインストール可能。

非商用に限定されている Office Personalの使用許諾

この部分、一般的なメディアは語れないんだろうね。

まず、マイクロソフトサービス規約の記載

i. Office サービス  Microsoft 365 Home、Microsoft 365 Personal、Office Online、Sway、OneNote.com、およびその他の Microsoft 365 サブスクリプションまたは Office ブランドのサービスは、マイクロソフトとの別途の契約に基づき商用利用権を有していない限り、お客様が個人的に非商用目的で使用するためのものです。Use of apps such as Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneDrive、Access and Publisher in Microsoft 365 ファミリーのアクセスおよびパブリッシャー、Microsoft 365 Personal、およびその他の Microsoft 365 サブスクリプション サービスには、本使用条件と共に https://aka.ms/useterms に掲載される追加のライセンス条件が適用されます。

https://www.microsoft.com/ja-jp/servicesagreement/

お客様が個人的に非商用目的で使用するためのものです。」と、基本的には、商用利用が認められていない。これを上書きするのが、Microsoft 365 Consumer Subscription の Office サービスおよびソフトウェア

(ii)Microsoft 365 Personal サブスクリプション。お客様のみ使用できます。Microsoft サービス規約に記載されている非商用目的の制限は、日本に居住するお客様、または日本に居住していたときにサービス / ソフトウェアに対するサブスクリプションを取得したお客様には適用されません。

https://www.microsoft.com/en-us/Useterms/Retail/OfficeinMicrosoft365/Family/Useterms_Retail_OfficeinMicrosoft365_Family_Japanese.htm

Microsoft サービス規約に記載されている非商用目的の制限は、日本に居住するお客様、または日本に居住していたときにサービス / ソフトウェアに対するサブスクリプションを取得したお客様には適用されません。の部分、つまりは、日本国外でライセンス取得しても、日本国内で使う場合には、商用利用できるというように読める。

気をつけなければならないのは、日本国内以外で利用する場合は、上記条件に当てはまらないので、使用許諾違反となる点。日本以外で購入した個人向けOfficeライセンスでたとえばハワイで仕事に使えないということ。

Microsoft 365 Familyの利用

尚、残念ながら、Microsoft 365 Familyは、国内でも商用利用はできない。ただ、本来、商用利用するのであれば、雇用元の企業がOfficeライセンスを提供すべきあるので、個人利用であれば、Microsoft 365 Familyはかなりコスパの高い選択肢と言える。

頼むから取得できるライセンスに国境は無くしてほしい

普通にMicrosoft 365 Familyが日本で買えるべきと思うわけですよ。事情も理解えきますよ。量販店からは、諸事情でOffice付きPCが重宝されているでしょうし、永続化ライセンスでないと、ライセンス切れ後のトラブルなど考えれば、永続化ライセンスを販売したいという気持ちもわかる。

でも、国外で購入できるライセンスを隠してしまうのは、高いライセンスを購入させて売上を伸ばしたいのでは?という日本法人の思惑があるのでは?と勘ぐってしまう。

Outlookで使っているメールの保存ファイル(.OST / .PST)を小さくする方法

メールを消せば、ストレージの空きは増えると思うのが普通。だが、実際には、そうならないことも多く、Outlookでは、メールを消してもストレージの容量は基本的には増えない。

というのも、メールは.OSTもしくは.PSTという1つのファイルに保存されており、メールを消しても、消したフラグが付けられるだけで、実際には残っている状態。

で、メールを消しても、HDDやSSDの空き容量が増えないって話になってしまうわけ。

じゃ実際消すにはどうしたらよいのか?

Office 365などExchangeサーバーへの接続の場合は簡単、コントロールパネルの「メール」から掘っていったところで、[Compact Now]一発でOK。

mailcompact

で、問題は、それ以外。たとえば、hotmailアカウントをoutlookで読んでいた場合、この作業では、Compactにできない。じゃ、どうするのか?PCが空き時間のときは、勝手に、Compactにされるという話なのだが、実際、動いているか微妙だし、空き容量増やしたいのは、今すぐなんだから、そんな悠長に構えてられない。

で、どうするのか?該当 .OST ファイルの在処をしらべて消してしまう。消すのは怖いので、ファイル名の変更がオススメ。

Outlookが起動してたり、他のアプリが.OST を握ったままになっていることがあるので、Windows 自体を再起動して、outlookを立ち上げる前に実施すればOK。.OSTが新しく作られて、そこで、今存在しているメールだけが同期されるので、過去に消したメール分、古いOSTファイルよりも小さくなるはず。

Windows PhoneでExchangeやOffice365に接続したときに、「86000C4C」というエラーがでる場合の対処

原因は、モバイルデバイス使いすぎ。

デフォルトだと10種類のデバイスしか使えないので、機種変くりかえしたりするとすぐに10機種行ってしまう。で、追加しようとすると

86000C4C

というエラーが発生。

解決方法は、Office Web Access (OWA)にアクセスして使わなくなった端末を削除すればOK。

Office 2013 でカーソルなどのアニメーションを消す方法

ヌルっという感覚。デモ映えするけど、やっぱりうざったいよ。
ということで、Office 2013のカーソルなどのアニメーションをオフにする方法。
レジストリで、

ComputerHKEY_CURRENT_USERSoftwareMicrosoftOffice15.0CommonGraphics

にDWORD(32)で、DisableAnimations という項目を作って1をセット。
image
これでOK。

Office 2010 Service Pack 1適用の際に、grooveMUI.msi が要求される件

本日から提供されているOffice 2010のサービスパック1。

早速、Microsoft Updateをかけると、Groove使っていないのにもかかわらず、grooveMUI.msiが要求される。MSOcasheフォルダを消していなければ、そのまま、インスコつづけあれるのかもしれないが、容量キビしい環境では当然削除している。

実際に、grooveMUI.msiを参照してインスコを続ければいいのだが、なぜか、USBドライブなど、外部ドライブではNGで、ローカルHDDにコピしとかないといかんかもしれん。

required grooveMUI.msi during Office 2010 Service Pack 1 installation

copy grooveMUI.msi fire to not external location like USB drive but local HDD(incl SSD). then SP1 installation will be continued.

OneNoteがSkyDriveにつながらない。。。。その2

OneNoteError

ノートブックの一部を同期するためにパスワードが必要です。パスワードが必要なセクションおよびノートブックの一覧を表示するには、ここをクリックしてください。

というエラー。ブラウザ上で、該当のOneNoteファイルをOneNoteで開くと、このエラー(泣。