Oneway Generation by 本田美奈子(1987)

当時は、人気のあるアイドルくらいにしか思っていなかったけれど、今改めて彼女をみてみると、ビジュアル、歌唱力ともに抜群。

MVの構成は、ありきたりという感じはするけれど、彼女の魅力は十分に伝わってくる。

惜しい、悔しいと今更ながら思う。

男のコになりたい by 酒井法子(1987)

アイドル系のMVは貴重。更にオフィシャルがリリースしているのは、かなり貴重、それも1080pだし。

酒井法子は、TBSモモコクラブ出身、ビクター推し、サンミュージック。よくもわるくも微妙なラインだったけれども、モモコクラブ出身ではもっともメジャーになったアイドルだったと思う。当時、ショートヘアーなアイドルがマイノリティだったということもあり、注目集めてた。

そのわりには、結構、そっけないデビューシングルのビデオ。無難にまとまっているけれど、逆にそっけない感じがある。

覚醒剤所持、かつ、逃げ切ろうとしたのもあり、印象は良くないけれど、まだまだがんばってほしいところです。

NEW SEASON by 森高千里(1987)

森高千里デビュー曲。革命(17才)以前。熊本が生んだ大スター

もともと楽器がひけたので、その点を特徴としたいのでドラムやキーボードを叩くシーンがあったり、その流れで、Rocker風な出で立ちと、意図を十分に感じるビデオ。

この頃のアイドルは見た目のかわいさ重視なところが強かったので、違った面で勝負しようとおもったのだとは思う、が、あまりうまくいかず、革命にいたるのだと思う。

個人的には、革命直前が好き。

迷宮のアンドローラ by 小泉今日子(1984)

この頃のKyon2(と、当時記載されていたけれど、これじゃ、Kyonnだよなって思ってた)は、ボーイッシュで推してた感じ。この前のシングル「渚のはいから人形」で初オリコン1位になっているので、かなり人気が上り調子だったんじゃないかと思う。

時代的に、マイケルジャクソンスリラー直後なので、その影響をうけてか、全体的な構成、良い意味不明。制作費もそれなりに使っている感あるし、構成作家?!のやりたい放題感。

ただ、Kyon2の良さや方向性が伝わっているか?いう点では、迷走してる感じする。

シビアー by 中村由真(1987)

中村由真 シビアー

当時、もっとも衝撃を受けたミュージックビデオ

白バックで本人が踊るだけのビデオ。デジタル処理も無いだろうから、カメラ数台で同時に撮影し、繋げただけのシンプルさ。

それでいて、中村由真さんの魅力、歌の魅力(って単なるアイドル向けの一曲な感じはするけど)、いま観ても衝撃的。マイケル・ジャクソン並に素晴らしい。それでいて制作費はかなり低いはず。

自分の中の

Simple is best

は、もしかしたらこのビデオから始まったのかもしれないと思えるほど、今観ても素晴らしい出来映えだと思う。

当時の所属レコード会社は今は無きフォーライフレーベル。こういうのこそデジタルリマスターして保存しておきたいのに供給元がなくなっちゃてるからそれはできないのだろうな。

YumaNakamura_Shibia.mp4 – Google ドライブ