Google フォトの容量無制限が廃止されて数日。
今までは、無制限だから撮りっぱなしで整理していないユーザーが多数いるからか、いずれにせよ、タダより高いモノは無し。15GBでは、心許ないし、引っ越し先等を検討する良い機会なわけです。
ということで、どのクラウドストレージが良いのかの比較。会社としてなくなったりサービス停止したりしなさそうなところというのが大前提。将来的に存続してもらなければならないので、その点重要です。この見極めが結構難しい。Flickrで痛い思いをした人も少なくないはず(Flickr問題の詳細はググってください)。
その点で考えると、現時点で安心なのは、やっぱりGAFAM系。オンラインストレージとして考えると、DropBoxやBoxあたりも大手運用な感もありますが、2018年7月前後をピークに株価も下がっているし、オンラインストレージ事業への依存度が高すぎて、突然倒産するというリスクがあるので、主観的にオススメできません(あくまでも主観)。その点、GAFAMはオンラインストレージビジネスだけに依存していないので、突然倒産は考えにくいのと、仮に、オンラインストレージビジネスを終了するにしても、会社自体がなくなるわけではないので、社会的責任を果たす上でも、終了アナウンスから実際の終了まで移行期間が設定されると思うので、万が一の事態でも猶予期間があると予想できます。
Microsoft 、Google、Appleでの比較
GAFAM比較のつもりでしたが、Facebookは、そもそもオンラインストレージサービスをしていません。Amazonは、Amazon Photoがありますが、Prime会員向けに容量無制限なので、無制限でなくなるリスクがあるので比較対象になりません。
サービス名 | コスパプラン容量 | コスパプラン年額 | GB単価年額 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Microsoft OneDrive | 1000 | 12984 | 12.984 | Office アプリケーション込み、月60分のSkype無料通話込み |
Google Drive | 2000 | 13000 | 6.5 | Google Docs、Sheets、Slidesなど込み |
Apple iCloud | 2000 | 15600 | 7.8 |
Microsoft OneDrive
容量単価でいえば、最もコスパが悪い。ただし、非永続化ライセンスだけどOfficeやSkypeの月60分無料通話に魅力を感じるのであれば、Microsoft OneDriveが最有力。というか、これ一択。クラウドストレージを契約すると、Officeが付いてくるイメージ。
Google Drive
容量単価比較なら最強。Office用途なら、Google Docs、Google Sheets、Google Slides等Googleオンラインサービスを利用。Microsoft Office併用は、Officeライセンスが高価過ぎて、Microsoft OneDriveにコスパで勝てない。
Apple iCloud
iOSデバイスやMacとの親和性がメリット。容量単価では、Google Driveに勝てないし、Mac Office利用なら、Microsoft OneDriveにコスパで勝てない。
その他
別途ツールは必要だけど、AWS S3やAzure Storageといった生なストレージの方が安価かな?と錯覚するけど、GB単価でいえば、クラウドストレージの方がはるかに安い。ただし、AWS S3やAzure Storageは使った分のみの費用なので、500GB程度までの利用なら、クラウドストレージよりも安い。
結論
Microsoft Officeを使うなら、Microsoft OneDrive。使わないなら、Google Driveがオススメです。