Google Workspaceをはじめ、オンラインのOffice系ツールの進化は目覚ましい。20年前に、マイクロソフトへのアンチテーゼとして、すべてウェブの世界に移行させたかった人達の大半は実現できてきたのではないかとも思う。

では、ローカルPCは、ブラウザだけで済むのか?と言えば、実はそうではない。ウェブだけに生きるには、本質的・根本的に足りていない機能が1つある。それは

標準化されたストレージ

何かのデータを受け渡す際、必ず利用可能なストレージが残念ながら、今のインターネット上には存在しない。

Googleドライブ、Dropbox、Boxといったオンラインストレージがあるじゃないか?って思う人もいると思うが、例えば、何かの調査データがあって「生データはCSVでダウンロードできます」となっていた場合、その調査データCSVは、必ず、オンラインストレージに直接コピーできるわけではなく、一旦、ローカルPCにダウンロードして、サ再度、オンラインストレージにアップロードという、余計な作業を強いられる。

そういった場合、ちょっとデータをみてみたいという時、では、CSVダウンロードして、アップロードして、Google Spreadsheetで開くか?!っていったら、ローカルのExcelを使った方が、確実に効率的。

ということで、ローカルストレージを使い続けるなら、Office系ツール、それと、Acrobat Readerくらいは、(残念ながら)必須といえる。そして、ダウンロードフォルダーが汚れていくのであった。

投稿者 shimakawa