初心者ほど値段の高いモノを使いましょう

初心者や安物でよいのか?

初心者が何かはじめようとしたとき、最初に購入する道具、本気になるのかどうなのかわからないので、安価なモノを選びがちですよね。その考え方が間違っている世界が多々あります。そして、安物買いの銭失いになります。

その1、パソコンの選び方

GIGAスクール構想などで配布されるパソコンなど、まさに安物買いの典型なケースが多いです。ただし、GIGAスクール構想が悪いわけではなく、一人あたりの支援金上限4.5万円でパソコン調達しようと考えてしまうところに問題があります。
4.5万円で購入できるパソコンのスペックはかなり低いといわざるおえません。パソコンのエキスパートなら、スペックにあわせたパソコンの使い方、たとえば、複数アプリケーションを開かない。ブラウザのタブも最小限にする。等の工夫でなんとか実用になる使い方ができるかもしれません。しかし、初心者は、そんな使い方はできません。Windowsであれば、Power Point、Word、ブラウザを同時に起動したり、ブラウザのタブもたくさんひらいてみたりと、低スペックでは動作が緩慢になる使い方をします。そういった使い方でも快適に使う事を考えれば、ある程度高機能なパソコンが必要になりますし、低スペックなパソコンを使い続けることは、GIGAスクール構想でいえば、パソコン=使いにくいモノになってしまう可能性もあります。

その2、デジタルカメラ

特にデジイチ。高価なレンズは青天井。プロフェッショナルには、レンズだけで、ズームレンズなら最低10万〜の世界です。だからこそ、もっと安価なレンズや初心者セットのようなデジイチが売れ筋になったりするのですが、正直、初心者セットのレンズは、使えば使うほど残念な結果、つまり、画像になります。綺麗な写真には明るいレンズ。初心者向けレンズは、F3.5〜あたりの明るくないレンズになり、その結果、ピンボケ可能性が高く、ボケ味の無い写真になりがちで、デジタル補正のかかかったiPhoneなどの方がよっぽど綺麗に見えるという残念な状況になります。