WordPress ファイルの取得、および、SQLiteサポート構成に変更
手順1(アップロードするファイルの作成)
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WordPress本体をオフィシャルサイトからダウンロード
https://ja.wordpress.org/download/ -
WordPress用SQLiteプラグインのダウンロード
https://github.com/jumpstarter-io/wp-sqlite-integration
※2015年以降更新されていないので、ガイドライン違反でWordPressプラグインサイトからはダウンロードできないので注意 -
B.の手順でインストールするファイルをローカルで統合し、そのファイル群でZIPファイル化(Web AppsのAdvance Toolでデプロイする場合)
WordPressをインストールするWeb Appsの準備
手順1(Azure App Serviceの準備)
リソースグループをつかうことによって管理をしやすくする。以降、リソースを作成する際は、作成したリソースグループを利用
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リソースグループを作成
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A.で作ったリソースグループ内に無料枠のApp Service/Web Appsを作成
Azure Insightsの可用性テストのテスト元のロケーションがあるリージョンに作成することをオススメ。そうすることで、pingテストする通信料を削減可能
App Service Planは、Windows (無料プラン)/ PHP で作成
手順2(PDO Driver for PHPのインストール)
‘PHP 7.2?以降では、SQLite用のPDO Driver for PHPが標準ではインストールされていないので、このドライバを手動で追加
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Azure App Service での PHP の構成方法( https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/app-service/web-sites-php-configure) で作業
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該当ドライバは、Web AppsにAdvanced Tools内のcmdもしくはpowershellを使ってコピー。ファイルの在処は D:Program Files (x86)PHPv7.4ext (Version 7.4の場合)。PHPのバージョンにあわせてコピーするドライバを変更
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ドライバをコピーするディレクトリを作成
md d:\home\site\ext -
ファイルを該当php_pdo_sqlite.dllをディレクトリからコピー
copy “d:\Program Files (x86)\PHP\v7.4\ext\php_pdo_sqlite.dll” d:\home\site\ext -
iniファイルを保存するディレクトリを作成
md d:\home\site\ini -
Ini 設定を使用して構成 (https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/app-service/web-sites-php-configure#configure-via-ini-settings )を参考に、以下のコードを extensions.ini ファイルをc.で作成したディレクトリに作成
extension=d:\home\site\ext\php_pdo_sqlite.dll -
Ini 設定を使用して構成(https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/app-service/web-sites-php-configure#configure-via-ini-settings )の通り、アプリケーションの設定で、PHP_INI_SCAN_DIR というキーに d:\home\site\ini を値で設定
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一旦、Web Appsを再起動し、iniファイルを読み込ませる
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<? phpinfo(); ?> というindex.phpをweb appsのルートに配置し、phpinfo()を実行させ、pdo_sqliteがロードされているかどうか確認。確認できたら、index.phpを削除
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