WordPressインストール・初期設定
手順1 (WordPressファイルをWeb Appsにコピーする)
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手順1で作成したSQLiteに対応したWordPressをWebAppsにコピー
FTP、その他、方法は問わない - 
(インストール1でzip化してるのであれば、Web AppsのAdvanced Toolsを使ってドラッグ&ドロップでコピーできる。https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/app-service/deploy-zip)
 
手順2 (WebAppsをより安全に・快適に)
FTPを利用できないようにして、デプロイ方法を限定する。httpのバージョンとARR Affinityをよりパフォーマンスの高いように設定する
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FTPをDisableに設定
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HTTP versionを2.0に設定
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ARR affinity をOffに設定
 
手順3 (初期設定)
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設定したカスタムドメインに対してアクセスし、インストーラーを起動、適切なサイト名、ID、パスワード、メールアドレスなど適切に入力
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WordPressにログイン(/wp-admin)し、管理者画面に移動
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WordPressの設定の一般設定で「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」をカスタムドメインのアドレスに変更する(*.azurewebsites.netのアドレスになっている場合)
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WordPressの設定のパーマリンク設定を「基本」以外のクエリ文字列形式ではないページ指定に変更する。これを変更しておかないとCDNでキャッシュされない
 
各種WordPressプラグインインストール・設定
今回の構成で必要なプラグインをインストール
手順1 (cache-control)
https://ja.wordpress.org/plugins/cache-control/
CDNを利用しているため、各ページのキャッシュクリアのタイミングを設定するために利用
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WordPress設定画面のプラグインページでcache-controlをインストール・有効化
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必要に応じて、設定画面でパラメーターを変更
 
注:キャッシュのコントロールがうまくいっていない場合、WordPress自体のスタイルシートが正しく読み込まれず表示がくずれることがあるので、その場合、AzureポータルでCDNのキャッシュをPurgeしたり、ブラウザのキャッシュをクリアしたりすることが必要。
手順2 (Microsoft Azure Storage for WordPress)
https://ja.wordpress.org/plugins/windows-azure-storage/
画像をAzure Storageに保存するために利用
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WordPress設定画面のプラグインページでをMicrosoft Azure Storage for WordPressインストール・有効化
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プラグインの設定画面で、ストレージアカウントやキーなど各種Azure Storageの情報を入力。CNAMEは、CDNで指定した画像のカスタムドメインを入力。文字列最後のスラッシュ(/)を忘れずに
 
手順3 (その他プラグイン)
その他、おすすめ、プラグイン。
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WP Mail SMTP by WPForms(他のsmtpプラグインでもOK)
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-mail-smtp/
Azure のマーケットプレイスで、sendgridなどメールサーバーのサービスを導入して設定する。ほぼ必須 - 
WPS Hide Login
https://ja.wordpress.org/plugins/wps-hide-login/
セキュリティの強化、/wp-admin ではないログインURLに変更 - 
WP Security Audit Log
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-security-audit-log/
セキュリティの強化、ログイン履歴の確認など - 
その他、Google Analytics を設定するツールなどラグイン等々