レガシーといわれようがメールアドレスは必要
どちらも1アカウント最小構成1,000円/月以下、標準構成でも2,000円/月以下。オンプレ運用なら固定費払ってサーバー購入してしまえば、月々はほぼタダみたいなことおもうIT部長等居るケースもあるけれど、管理に人ひとり貼り付けたら、最低でも月80〜100万円。ひとり2,000円としても400人以上のメールアドレス発行しないと元がとれない計算。オンラインサービスでも管理者は必要ではあるが、日々のバックアップ等の作業は不要。メールは、障害時に長期停止が許されるサービスでもないし、そのための冗長構成等を考慮すると。コストパフォーマンスで間違いなく、クラウドサービスに軍配があがる、導入しない手はない。
企業基盤としてIdPは最重要
意外と盲点なのがIdP。というか、社内にIdP乱立は、使い勝手の面でも、セキュリティの観点でも、絶対許してはいけない。
そして、Google WorkspaceのIdPか、Microsoft 365のIdP(Azure Entra、旧Azure Active Directory)のどちらかを基本にすべき。理由は多数あり、別の機会で説明する(予定)。もっとも解りやすい理由は、Google WorkspaceかMicrosoft 365のIdPを使えば、IdP基本料はタダだから。高機能にすれば、それなりに追加費用は必要だけれども。
IdPについては、草の根SaaS導入などが散見されている場合は、複数のIdPが乱立している可能性が高い。IdPは情シス部門が絶対に死守しなければならない領域。
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