IIJmioのギガプラン登場で、チキンレース化してきた携帯電話料金の値下げ。コロナ禍であまり外出しない状況で契約するならどれ?という視点で比較してみます。
会社 | プラン名(容量) | プラン発表日 | 価格 | 低速切替 | 速度規制後のスピード | 備考 |
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J:COM | 1GB | 1月28日 | 980円 | 〇 | 200kbps | |
mineo | 1GB | 1月27日 | 1,180円 | 〇 | 200kbps | 500kbpsのパケット放題プラン有り(350円) |
IIJmio | 2GB | 2月24日 | 780円 | 〇 | 300kbps | |
(参考)au povo | 20GB | 1月13日 | 2,480円 | ✖️ | 1Mbps | |
(参考)楽天モバイル | 1GB | 1月29日 | 0円 | △(低速でもカウント対象) | 1Mbps | 1GB越えると〜3GBになり980円 |
低速モードがどれだけ使い物になるのか?
格安運用の場合、低速モードの有無やスピードは結構重要な項目。MNOの場合は、そもそも低速モードという考え方すらないケースが多いので、常にギガ消費している感じがする。ある程度の大容量が無いといざというとこに困りそうなので普段は低速モードでギガ節約したいと思います。
速度的には、正直、200kbpsはキビしい印象です。例えば、〇〇pay系のチャージをオンラインで実施するときや、会員証のバーコード表示の場面など、少々時間がかかるので、レジ待ちしていたりするとストレスになることがあります。
500kbpsだと、そのストレスはほとんど感じないのが今まで500kbpsの低速モードを使っている時の感想なので、結構、500kbps以上というのは重要だと思います。
300kbpsについては利用経験が無いのでコメントできません。
気になるキャリア紹介とその理由
正直後出しじゃんけん感があって後発の方が有利なのは否めないのですが、一応、1月下旬発表のJ:COMやmineoから紹介します。
mineo
1GBで比較して、翌日発表のJ:COMプランよりも少々お高い1,180円は今となってはそんなにインパクトは無いけれど、350円支払えば低速モードを500kbpsにできるオプション有りというのが強み。
J:COM
980円と1,000円切ってきたところがすらばらしい。低速モードもあるので、980円運用可能。200kbpsの低速モードが心許ない感じ。
IIJmio
本日(2021年2月24日)時点でのエディターズチョイスかもしれませんね。2GBで780円という価格は衝撃的。低速モード時の300kbpsが使い物になるならすばらしいコスパ。
(参考)au povo
MNOの値下げがMVNOの値下げへ大きなインパクトを与えているので大歓迎。とはいえ、コロナ禍において、自宅に籠もっていると、20GBは使い切れる容量ではないし、電話もかけない(このあたりは個人的な状況にもよると思いますが)ので、適切なプランにはならないです。
(参考)楽天モバイル
〜1GBが無料というのはかなりのインパクト。外出がほとんど無い事を想定すれば、タダの携帯電話プランということになるので最強とも言えます。マイナスポイントは、低速モードでもカウントされるという点。私自身のmineo低速モードでの運用で、1〜2GB程度が月の平均通信量ということを考えると、0〜980円に収まる可能性も高いのだけど、低速モード課金の青天井というのが不安感になるので、今のところの選択にははいらない感じです。