「“RAID全滅”があり得るように、“クラウドなら絶対安全”もない」、クラウド時代の「データ置き場の考え方」とは?
惜しいです!が、根本的に間違っています。障害とデータロストは、似て非なる物。
障害というのはアクセスができなくなることで、データロストは、預けたデータがなくなること。
クラウドの障害は、一時的にデータを保管できなかったり、保管済みのデータに対して、一時的にアクセスできなかったりする現象。
一旦、データを保管したら(書込できたら)、クラウド側が原因でデータが無くなる事象は、ここ数年、発生した事例は訊いたことが無い。
この記事で言われているとおり、RAID組んでも、そのRAIDが置いてあるデータセンターが火事になってしまったりすれば、全データロストになります。クラウドの場合は、地理的に冗長する仕組みがあるので、火事のような障害については、データロストしないことが多いですね。大阪-東京くらい離れた冗長化だと数分ぶんのデータロストの可能性はあるケースもありますが。
いずれにせよ、オンプレミスにデータを保管しているよりも、クラウドに預けておいた方が何万倍も安全と言えますので、積極的に利用すべきと思います。