360度評価無しに「風通しの良い組織」は作れない
えらいひとたちは、企業をよくするために「風通しの良い組織」といった言葉を多々使う。では、風通しの良い組織とはなにか?意見をぶつけ合える雰囲気・環境作り、だ。
なぜ、意見をぶつけ合えないのか?
結局、鶴の一声で物事がきまっていく組織では、意見をぶつける行為自体がムダ。だったら、最初から、意見をぶつけあうようなディスカッションするのはそのそも不毛だし、ましてや上司の反対意見などいえるわけがない。
だからこその360度評価
上司に評価できる機会がなければ、健全なディスカッションは生まれない。精神的安全性を保てる環境が重要ということ。360度評価をしようとすると自分の評価が怖いから、やりたくないという管理職は少なくないが、それは、部下から良くおもわれていないということの証明になる。部下にたいして、不条理なこともなく、常に真摯に対応しているのであれば、360度評価を怖がる必要はないはず。